コード進行のお勉強ノート

コード進行を度数(ディグリー)にして自己学習中。

The Beatles

Lady Madonna レディ・マドンナ/ The Beatles

ポール作の、ピアノとベースがカッコイイROCKな曲。ポール曰く、「全ての女性についての曲だ。一体どうやってるんだろう?子供を抱いて、ご飯を食べさせて、お金を稼ぐ。すごいことさ。」とのこと。コード進行では、Aメロ最後で、VIb- VIIb-Iが出てきます。…

アイム・ダウン I’m Down / The Beatles

主にポールの作曲。10枚目シングル(Help!)のB面曲。リトル・リチャードのロング・トール・サリー(のっぽのサリー)のようなRock’n Rollで、コンサートの最後に演奏する曲を作りたいと思って作ったそうです。日本公演でも最後の曲でした。コードは、I, IV, V…

ペイパーバック・ライターPaperback Writer / The Beatles

12枚目シングル曲で、アルバムでは、『オールディーズ(1966年)』に収録。主にポールの曲。 歌詞は手紙の体裁をとっており、小説家を志望する人物が自身の作品を本(ペーパーバック)として出版してくれるよう熱烈に訴えかけるというもの。1,2,4の3つしかコー…

Nowhere Man (邦題:ひとりぼっちのあいつ) /The Beatles

「ラバーソウル(1965年)」に収録。主にジョンが作った曲。 ジョンは、意味のあるシリアスな歌詞を書こうと、5時間徹夜で悩み続けていたそうです。じっと座ったまま考え続ける自分は何者なんだと思い始め、「僕はひとりぼっちだ。Nowhere Land(空想の世界)…

ベイビーズ・イン・ブラックBaby's In Black / The Beatles

アルバム『ビートルズ・フォー・セール(1964年)』に収録。ジョンとポールの共作で、2人のハモリがとても素敵な曲。発売以降、ライブで、ほぼ毎回演奏されるほど、2人のお気に入りだったようです。リズムはワルツ風(6/8拍子)な曲。若くして脳腫瘍で亡くな…

If I Needed Someone (邦題:恋をするなら) / The Beatles

『ラバー・ソウル(1965年)』に収録された。ジョージ・ハリスンの曲。ビートルズの1966年の海外ツアーでも演奏されました。7FrカポのDフォームで、こんな風に弾いてるですね、なるほどです。コード進行も、Vm利用してのIImへの転調とかも出てきます。Key:A In…

シーズ・ア・ウーマン She's A Woman / The Beatles

1964年発表の8枚目シングル「アイ・フィール・ファイン」のB面曲。 日本公演(1966年)の2曲目でも演奏されてますが、コンサートでは、ほとんど毎回演奏されていたようです。 リトル・リチャードのスタイルを取り入れたリズム&ブルースの曲とのこと。1964年10…

ロック・アンド・ロール・ミュージック (Rock And Roll Music) / チャック・ベリー(Chuck Berry)

1957年リリース。I, IV, Vの3コードのみのノリの良いRock’n Roll。ビートルズもcoverし、ライブで、よく演奏されていたようです。特に、1966年の海外ツアーの1曲目は、日本公演(武道館)含め、全部この曲だったようです。アルバムでは、『ビートルズ・フォ…

Your Mother Shoud Know ユア・マザー・シュッド・ノウ / The Beatles

アルバム「マジカル・ミステリー・ツアー (1967)」に収録のポールの曲。 さあ、みんな起きて、歌に合わせて踊ろう。君のお母さんが生まれる前に流行った歌だから、君のお母さんは、この曲をきっと知っているよ。といった歌詞。VI7-IIm-V7-I、III7-VI7-II7-V7…

フール・オン・ザ・ヒル The Fool on the Hill / The Beatles

アルバム「マジカル・ミステリー・ツアー (1967)」に収録のポールの曲。 あまり知られてないけど、いい感じの曲で、coverも多いようです。 Aメロ前半は、I (6th) - IV(6th)/Iを2回繰り返しですが、I6 - IIm/Iとか、VIm/I - IIm/I と考えてもいいみたいですね…

マジカル・ミステリー・ツアー Magical Mystery Tour / The Beatles

1967年の同名映画および同名アルバムの1曲目。主にポールの曲。 2つの調(key)を行ったり来たりしながら、I- IIIb- IVやI- I/VIIb- IV- IVm, I/V- V- I といったコード進行が使われています。Original key= E ⇄ D Intro I V II % % %1st Verse (1音上) I % …

I Am The Walrus アイ・アム・ザ・ウォルラス / The Beatles

アルバムでは「マジカル・ミステリー・ツアー (1967)」に収録。管弦楽もふんだんに取り入れてあり、完成までに1ヶ月を要したというジョンの力作。人気投票も23位と結構上位。変わった曲ですが、「100年は楽しめる曲」と、ジョンが自負しただけあって、面白い…

Hello Goodbye ハロー・グッドバイ/ The Beatles

1967年発売のポールの曲。アルバムでは「マジカル・ミステリー・ツアー (1967)」に収録。 中学生の時、この曲好きでした。理由は単純。英語が簡単で内容がわかりやすいからでした(この歌詞から、本当に伝えたいことが、何かはよくわかってませんが。) コー…

All You Need Is Love (邦題:愛こそはすべて) / The Beatles

1967年に、24カ国で同時放送された特別番組「アワー・ワールド」のために主にジョンが作った曲。同年、シングル発売後、アルバムでは「マジカル・ミステリー・ツアー (1967)」、「イエローサブマリン(1969)」に収録。 ジョン曰く「愛とは、『人に対しての感…

A Day In The Life ア・デイ・イン・ザ・ライフ / The Beatles

アルバム「サージェント・ペパーズ・・・(1967年)」の最後の曲で、日本での人気投票6位。ある日の新聞の記事を題材にしたジョンの作りかけの曲と、ポールの作りかけの曲とをくっつけて作った曲で、曲調も歌詞も、途中でガラリと変わるので、2つの世界を、…

Good Morning Good Morning グッド・モーニング・グッド・モーニング/ The Beatles

ジョンの曲。ニワトリの他、多くの動物の鳴き声が効果音として使われていて、遊びで作ったような曲ですが、ギターだけでなく、管楽器も、音色からROCKしてます。使われているコードは、I, IV, V, VIIbのみですが、4拍子、3拍子、5拍子など目まぐるしく変拍子…

When I’m Sixty-Four ホエン・アイム・シックスティー・フォー/ The Beatles

アルバム「サージェント・ペパーズ・・・(1967年)」に収録されたポールの曲。「僕が64才になって、髪の毛が抜け始めても、まだ僕を必要としてくれますか。」という歌詞で、プロポーズの曲かなとも思える歌詞ですが、どちらかというと父(当時55才)のことを…

ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト(Being For The Benefit Of Mr. Kite!)/ The Beatles

「サージェント・ペパーズ・・・(1967年)」に収録の主にジョンの作品。 骨董屋で見つけた19世紀のサーカスのポスターの内容を歌詞に引用しながら、サーカスや遊園地の雰囲気を表現した曲。サーカスの映像を見ながら聞くと、この曲の面白さが、よくわかります…

She’s Leaving Home シーズ・リーヴィング・ホーム / The Beatles

アルバム「サージェント・ペパーズ・・・(1967年)」に収録。家出娘を探す新聞記事を読んでポールが作った曲。娘が置き手紙をして家出をする情景、親がそれに気がついて慌て嘆く情景・心情などが伝わってくると同時に、娘の家出した気持ち(否定され続けた。…

Fixing A Holl フィクシング・ア・ホール / The Beatles

アルバム「サージェント・ペパーズ・・・(1967年)」に収録。主にポールの作。目立たないけど、味のある曲。家の修理や模様替えをしたとかの歌詞を通して、家の周りに集まってくるファンのことや、自分の心の内面のことを歌ったという話もありますが、よくわ…

Getting Better ゲッティング・ベター / The Beatles

アルバム「サージェント・ペパーズ・・・(1967年)」に収録。主にポールの作ったRockな曲。怒りっぽい未熟な人間だったけど、君と付き合うようになって、だんだん良い人間になってきているよ。といった歌詞。隠れた名曲。コードは、ビートルズに珍しく、普通…

ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ / The Beatles

アルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(1967年)」に収録。 「(クラスメートの)ルーシーがダイヤモンドを持って空にいるんだ」との、息子(ジュリアン;当時3才?)の絵の説明を題材に、『不思議の国のアリス(ルイス・キャロ…

ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ/ The Beatles

アルバム「サージェント・ペパーズ・・・(1967年)」に収録。主にポールの作。リンゴ・スターの歌唱。 「友達が“ほんの少し”助けてくれるだけで、僕はなんでもで頑張れるよ」という趣旨の歌詞とほのぼのとした曲調が好きです。色々な人にカバーされてるようで…

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド / The Beatles

実験的サウンドの集大成とされる同名アルバム(1967年)の1曲目。計6種類のメジャーコードが連続して使用されています。ピアノの白鍵だけ使うオーソドックスな曲では、メジャーコードは「どみそ(I)」「ふぁらど(IV)」「そしれ(V)」の3つしかなくて、他のコー…

ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー/ The Beatles

1967年2月に、14枚目シングル(両A面)として発売、同年11月に、アルバム「マジカル・ミステリー・ツアー 」に収録。主にジョンが作った曲で、人気投票5位にも選ばれるほどの曲ですが、子供の頃は、良さがわからなかったですね。ストロベリー・フィールズと…

ペニー・レイン Penny Lane / The Beatles

1967年2月に、14枚目シングル(両A面)として発売、同年11月に、アルバム「マジカル・ミステリー・ツアー 」に収録主にポールの作品。 レインはRain(雨)ではなく、Lane(通り)で、ペニー通りの意味。イギリス・リバプールの地名で、Beatlesにとって、まぶたの…

The Night Before / The Beatles

5枚目のアルバム「Help!」(1965年)に収録されたポールのRockな曲。Beatlesらしいコードが山盛りです。(イントロや、Bメロ終わりでのIIIb、AメロのVIIb、BメロのIVm、サビのVm-I7-IV, II7の使用など。)歌詞は、前の日の夜=別れた日、とその翌日の女性の急…

I Want Tell You / The Beatles

7作目のアルバム「リボルバー(1966年8月)」に収録されたジョージのROCKな曲。 Taxmanでは、V7(#9)でしたが、この曲では、V7(b9)=(そ・し・れ・ふぁ・らb)が使われています。 他に、IIdim(れ、ふぁ、らb、し), II7(れ、ふぁ#、ら、ど)などが、ノンダイ…

Good Day Sunshine / The Beatles

7作目のアルバム「リボルバー(1966年)」に収録されたポール作の明るい曲調の曲。 使われているコード は、A B E F#の、たった4つ。解説に従ってkeyをAと考えると、Aメロは、I-VI-II-V、サビは、II-VI-II-VI-Vと、ルートは、4度5度の古典的な進行が多いので…

Here, There and Everywhere / The Beatles

7作目のアルバム「リボルバー(1966年)」に収録されたLOVE SONG。ポールマッカートニーによるとBeatles時代に作曲した中で最も好きな曲だそうです。ハ長調(C)に移してみると、普通じゃないコードがいっぱいありますが、多くは転調で説明がつくようです。イン…