コード進行のお勉強ノート

コード進行を度数(ディグリー)にして自己学習中。

リボルバー

「トゥモロー・ネバー・ノウズ」Tomorrow Never Knows / The Beatles

コード進行みると、7th, 9th, 11thのtensionが入るところは、Bb/Cと解釈されたりもしますが、ベース音がずっと同じ(C)でなので、基本はC7のワンコードという解釈でよいのでしょうね。メロディに「しb」が入るミクソリディアン・スケール(ど(れ)み(ふぁ)そ(…

「ドクター・ロバート」 Doctor Robert / The Beatles

コード進行みると、Intro-Verseは、I7, IV7,V7とVIIb7の4つのコードで構成され、おもしろいのは、Introの4小節、Verseの前半8小節を占めているのが、VIIb7だそうです。3rd-4thの繰り返しに聞こえます。 主に、ジョンの曲。アルバム「リボルバー(1966年)」に…

「シー・セッド・シー・セッド」She Said She Said / The Beatles

コード進行みると、I(およびI7), IV, Vm, VIIbの4つのコードで構成されていて、普通じゃないということがわかりますが、この曲が、ミクソリディアン・スケール(どれみふぁそらしbど)の曲だということを知ってから、見直すと、この4つのコードが、この音…

「アイム・オンリー・スリーピング」I'm Only Sleeping / The Beatles

コード進行みると短調の曲。もともとEmで録音されたそうですが、テープスピードを少し遅くなってEbmになったそうです。 共作だが、主に、ジョンの曲。アルバム「リボルバー(1966年)」に収録。 注) V以外で、短調のダイアトニックコードのm(マイナー)とフラッ…

イエロー・サブマリン Yellow Submarine/ The Beatles

主にポールが作った曲。子供むけだけあって、ダイアトニックコードで構成。「リボルバー(1966年)」、Yellow Submarine(1969)に収録。注)ダイアトニックコードのマイナー(m)は省略しています。 verse 1 (5 4) (1 6) 2 (5 1), repeat Refrain 1 5 5 1, repeat…

I Want Tell You / The Beatles

7作目のアルバム「リボルバー(1966年8月)」に収録されたジョージのROCKな曲。 Taxmanでは、V7(#9)でしたが、この曲では、V7(b9)=(そ・し・れ・ふぁ・らb)が使われています。 他に、IIdim(れ、ふぁ、らb、し), II7(れ、ふぁ#、ら、ど)などが、ノンダイ…

Good Day Sunshine / The Beatles

7作目のアルバム「リボルバー(1966年)」に収録されたポール作の明るい曲調の曲。 使われているコード は、A B E F#の、たった4つ。解説に従ってkeyをAと考えると、Aメロは、I-VI-II-V、サビは、II-VI-II-VI-Vと、ルートは、4度5度の古典的な進行が多いので…

Here, There and Everywhere / The Beatles

7作目のアルバム「リボルバー(1966年)」に収録されたLOVE SONG。ポールマッカートニーによるとBeatles時代に作曲した中で最も好きな曲だそうです。ハ長調(C)に移してみると、普通じゃないコードがいっぱいありますが、多くは転調で説明がつくようです。イン…

For No One / The Beatles

7作目のアルバム「リボルバー(1966年8月)」に収録されたポールの曲。歌詞は、失恋男性の心境を、相手女性の心境と対比して、客観的に取り上げた内容。ベース音が順次下降し、カノン進行に似たコード進行ですが、Beatlesお得意のVIIbが出てきます。解説による…

And Your Bird Can Sing / The Beatles

7作目のアルバム「リボルバー(1966年8月)」に収録されたジョンの曲。ジョン自身は、「ゴミ箱行きのひどい曲」と言って、嫌っているようですが、ポールとジョージが弾いたとされるツイン・リード・ギターは、なかなかの出来栄えで、ツイン・リード・ギターの…

タックスマン Taxman / The Beatles

7作目のアルバム「リボルバー(1966年8月)」に収録されたジョージの曲。 税金を取る側への皮肉たっぷりな歌詞ですが、95%も税金とられたら、皮肉も言いたくなりますね。 コード見ると、いつものVIIb(しb、れ、ふぁ)も、たびたび出てきますが、I(ど・み・そ)…

エリナー・リグビー Eleanor Rigby / The Beatles

7作目のアルバム「リボルバー(1966年)」に収録された主にポールが作った曲。バイオリン起用のクラシック調の短調の曲で、クラシックの作曲家レナード・バーンスタインも絶賛。コードは、サビが、C on G→Em、Aメロで、Em→C on G→Emと、それぞれ2つのコードの…