All You Need Is Love (邦題:愛こそはすべて） / The Beatles

1967年に、24カ国で同時放送された特別番組「アワー・ワールド」のために主にジョンが作った曲。同年、シングル発売後、アルバムでは「マジカル・ミステリー・ツアー (1967)」、「イエローサブマリン(1969)」に収録。
　ジョン曰く「愛とは、『人に対しての感謝』と『あるがままのその人を受け入れること』だって信じている。」と。原曲では、イントロに、フランスの国歌が使用されていますが、当時の英仏関係を考えると、そこにも「愛」がありそうです。（英仏は、過去に戦争を繰り返した歴史がある上、当時は、フランス大統領が、イギリスのEC加盟に拒否権を行使したりで、両国間は犬猿の仲だったそうです）
　歌詞は、nothing you can〜 that can’t〜と２つのcanと2つの否定が繰り返されるため、訳しにくい上に、イギリス人ですら解釈の意見が分かれているそうです。①「君にできないことで、君にできることはない。」→「もともとできないことは、できないということをおわかりください。」「できないことは当たり前なこと。自分や相手が、できないことを悲観したり責めないで。できないことを、ありのままに受け入れよう。身近なできることからやっていこう。」の説、②「君にできることで、君にできないことはない。→やれば必ずできる。」の説、③①と②の2つの意味を同時に込めたの説。
　歌詞と曲調から予想される通り、大部分が、普通のコードですが、変拍子（４拍子主体で、時々３拍子）があります。

Intro（フランス国家）:
1155, 1111, 4225,

verse:
1155, 666, (5=V/VII ) 2回repeat
2266, 6=VIm on I
5566, 5=V/VII, 6=VIm
5544, 4=V/IV
115, (1=I/III)

Refrain:
1122, 5555, (2=II7) 2回repeat
1133, 6666, (3=III7)
4455, 111

Beatles:
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