コード進行のお勉強ノート

コード進行を度数(ディグリー)にして自己学習中。

フール・オン・ザ・ヒル The Fool on the Hill / The Beatles

アルバム「マジカル・ミステリー・ツアー (1967)」に収録のポールの曲。 あまり知られてないけど、いい感じの曲で、coverも多いようです。
Aメロ前半は、I (6th) - IV(6th)/Iを2回繰り返しですが、I6 - IIm/Iとか、VIm/I - IIm/I と考えてもいいみたいですね。Aメロ後半は、251,1625とオーソドックスな進行。サビで、Beatlesお得意の同主調短調への転調ですが、Im→VIbを Im→VIb/Iにしたことで、増5度(aug)の音の響きが効果的ですし、VIIbも7thが効果的です。 テンションや転調でコードは多彩ですが、ダイアトニックコードが主体です。
天動説が信じられていた時代に、地球が太陽の周りを回っている(地動説)と主張し続けたガリレオ・ガリレイは、世間からは、理解してもらえず、裁判では、終身刑まで言い渡されたそうです。丘の上のThe Fool(阿呆)とは、ガリレオのような、世間からは認めてもらいにくい孤独な賢人のことだそうです。

Verse
I6 IV6/I I6 IV6/I,
(IIm V7)( I6 VIm7) (IIm V7)

Refrain
(Im VIb/I Im) VIb/I VIIb7 ( Im Im7) I6

Paul:
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The Analogues:
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The Beatles:
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Sergio Mendes & Brasil 66:
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村治佳織:
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Choro:
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Guitar duo:
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Chick Corea & Hiromi Uehara:
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「The Fool On The Hill」(フール・オン・ザ・ヒル) | The Beatles(ビートルズ) ギターコード譜 | 楽器.me

参考資料
「6th」のテンションのニュアンスを学べる曲〜ビートルズ楽曲topic★★★ - 音楽教室運営奮闘記

フール・オン・ザ・ヒル(The Fool On The Hill) ビートルズ名曲・歌詞・対訳・動画

The Fool On The Hill – The Beatles | Goldmine1969.com

Alan W. Pollack's Notes on "The Fool On The Hill"