Beatles For Sale
コード進行みると、珍しくダイアトニックコードだけのようです。I-IV-I-IV(1414)とか、IV-VIm-IV-VIm(4646)とかあります。主に、ポールの曲。僕は君のために、走り回ったり(running), 待たされたり(waiting)しているけど、"What you're doing to me."で、「…
しばらく、IとV7が占めてますが、VIm - III7 -IIm -V7, I - VIIb - I-I,というコード進行がおもしろいですし、BridgeのVIm-II7-IV-V7もおもしろいです。カントリー&ウェスタン調の曲。主にジョンが作った曲で、最初はリンゴが歌う予定で作られたとのこと。I…
コード進行みると、I-VIIb-IV, I-VIIb-Iなど、VIIbが、いい味出してますが、IIm- IIm/I - IIm/VII - Iと、IImのI度音の低下のクリシェもおもしろいです。IIm/VIIはVIIm7(b5)に相当。 主にポールが作った曲。"Every little thing she does, she does for me, …
コード進行をみると、Verseが、ドミナント(V7)で始まること、V→IVの進行が割と多いことに気がつきました。また、BridgeのIIm -IVm-Iも、サブドミナントマイナー(IVm)の使い方が、いい感じです。ポールが、16才の頃に作った曲だそうですが、おそるべしです。"…
コード進行みると、I-V-VIIb-Iとか、IIm-V-IIm-V, I-VIm-IIm-(VIIb-V)とか、VIIbが、いい具合に使われています。主に、ジョンの曲。"I'm A Loser, and I lost someone who's near to me."「僕は負け犬だよ。そして、身近な誰かを失った」といった歌詞がでて…
コード進行は、IV-V7-Iからの開始ですが、6th(13th)系のtensionが味を出しているようです。Bridgeで、I-III-VI-%, IIm-IV-I-%で、III-VIが面白いです。"This happend once before. When I came to your door. No replay."「前にも一度こんなことがあった。家…
アルバム『ビートルズ・フォー・セール(1964年)』に収録。ジョンとポールの共作で、2人のハモリがとても素敵な曲。発売以降、ライブで、ほぼ毎回演奏されるほど、2人のお気に入りだったようです。リズムはワルツ風(6/8拍子)な曲。若くして脳腫瘍で亡くな…
1957年リリース。I, IV, Vの3コードのみのノリの良いRock’n Roll。ビートルズもcoverし、ライブで、よく演奏されていたようです。特に、1966年の海外ツアーの1曲目は、日本公演(武道館)含め、全部この曲だったようです。アルバムでは、『ビートルズ・フォ…
「ビートルズ・フォーセール(1964年)」のB面1曲目。 ハ長調にしてコード分析すると、レ・ファ#・ラ(IIメジャー)という普通じゃないコードを多用。また、このIIは、Vへ進もうとする傾向があるコード ですが、Vに進まずIVに進むところも、斬新なところのよう…