コード進行のお勉強ノート

コード進行を度数(ディグリー)にして自己学習中。

Let It Be

アイ・ミー・マイン I Me Mine/ The Beatles

ジョージの作。ワルツで始まる短調の曲。メインのコード進行「Im-IV-VIIb-V-I」において、IVm(ふぁ・らb・ど)ではなくて、IV(ふぁ・ら・ど)になっているのは、次のVIIbにとってドミナントに相当するからとの解釈もありますが、IVmより断然いいですね。こ…

ゲット・バック Get Back / The Beatles

ポールの曲。I, IV, VIIbの3コードのみというシンプルなコード進行。1969年1月録音。Let it Be(1970)に収録。Key: A Intro: 1 1 1 (1 7b 4), Verse: 1 1 4 1, repeatRefrain: 1 1 4 (1 7b 4), repeatRefrain': 1 1 4 (1 7b 4), 1 1 1 4,Break: 1 1 4 (1 7b 4…

フォー・ユー・ブルー For You Blue/ The Beatles

ジョージが作ったブルース曲。1969年1月録音。Let it Be(1970)に収録。Key: D Intro: 1 4 2Δ 5 5, (4で6th, 2で7th)Verse 1 4 1 1, 4 4 1 1, 5 4 1 5,For You Blue - The Beatles - Cifra ClubAlan W. Pollack's Notes on "For You Blue"For You Blue – The …

ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード The Long And Winding Road/ The Beatles

ポール作の名曲。ダイアトニックコード主体で、4度進行が多い曲ですね。ポールによると「自分にはどうやっても手の届かないものについての曲だよ。決して辿りつけない扉、そして終わることのない道について」とのこと。1969年1月に録音したものを土台に編曲…

ワン・アフター・909 One After 909/ The Beatles

ジョンとポールの共作で、主にジョンが作ったとされる曲。デビュー前(1960年)の作曲だけあって、コード進行は、スリーコード主体のロックンロールですが、イントロもサビもあるし、IIも出てきます。1969年アップルビルの屋上で録音。Let it Be(1970)に収録。…

アイヴ・ガッタ・フィーリング I've Got A Feeling/ The Beatles

ジョンとポールの別の曲を合体させて作った曲。1969年1月アップルビル屋上で演奏。Let it Be(1970)に収録。Key: A Intro: 1 4/1 1 4/1, repeat 4/1 = 1 (4th, 6th) = 4 on 5thVerse: 1 4/1 1 4/1, repeat(4×) 1(7th) % (5 7b) 4, 1 4 1 4,Bridge: 5 % 7b %, …

レット・イット・ビー Let It Be/ The Beatles

ポール作の名曲。こういう曲らしく、ダイアトニックコード主体ですが、V-IV-Iが繰り返し出てくるのが特徴的です。V-IVとIV-Iに分けて考えると、V→IVは禁則と呼ばれる進行。IV-Iは、変終止(アーメン終止)と呼ぶそうですが、完全終止(V-I)に比べると終止感が…

ディグ・イット Dig It/ The Beatles

作曲は4人名義の即興の曲。コード進行は、I - IV - V - IVの繰り返し。1969年1月に録音。Let it Be(1970)に収録。Dig It - The Beatles - Cifra ClubAlan W. Pollack's Notes on "Dig It"Dig It – The Beatles | Goldmine1969.com真実のビートルズ・サウンド…

ディグ・ア・ポニー Dig A Pony/ The Beatles

ジョンの曲。3拍子のロックンロール。コード進行みると、VIIb - IV - I, VIIb - VIIm7(b5) - I, I - VIm - IIm - VIIb, IIm - VIIb - V, と、VIIbを上手に使っています。 また、歌詞は、聞き手に意味を想像させます。1969年1月、アップルビル屋上で録音。Let…

アクロス・ザ・ユニバース Across The Universe / The Beatles

ジョンの曲。不思議な曲調ですので、変わったコードが使われているのかと思っていましたが、実際には、IVm以外は、ダイアトニックコードでした。IntroのI - IIIm - V, VerseのI - VIm - IIIm - IIm - Vと、IIImがいい味を出している気がしました。それと、V…

トゥ・オブ・アス Two Of Us / The Beatles

ポールの曲。ポールのアコギのイントロが素敵です。Aメロは、ダイアトニックコード(1245)のみですが、V→IVが繰り返し出てきたり、変拍子で、拍子がコロコロ変わっています。Bridgeで、同主調短調へ転調しているようです。ポールとリンダがドライブをしていた…