コード進行のお勉強ノート

コード進行を度数(ディグリー)にして自己学習中。

ミクソリデイアン・モード

長調でのVm

長調のコード進行でのVmの用途を分類すると、(1)借用和音(モーダル・インターチェンジ・コード)、(2)Vmを利用して、転調するパターン、(3)ミクソリディアン・モードの曲などが考えられます。 続いて、その時のコード進行のパターン別に分けると、一番多い…

Baby You're A Rich Man / The Beatles

コード進行は、IまたはI7と、IVまたはIV/I、VIIbの3つのコードが主で、メロディも、「しb」を含む、ミクソリディアン ・スケールのようです。 ジョンの曲とポールの曲をくっつけて作った曲。アルバム「マジカル・ミステリー・ツアー (1967)」に収録。注) ダ…

「トゥモロー・ネバー・ノウズ」Tomorrow Never Knows / The Beatles

コード進行みると、7th, 9th, 11thのtensionが入るところは、Bb/Cと解釈されたりもしますが、ベース音がずっと同じ(C)でなので、基本はC7のワンコードという解釈でよいのでしょうね。メロディに「しb」が入るミクソリディアン・スケール(ど(れ)み(ふぁ)そ(…

「シー・セッド・シー・セッド」She Said She Said / The Beatles

コード進行みると、I(およびI7), IV, Vm, VIIbの4つのコードで構成されていて、普通じゃないということがわかりますが、この曲が、ミクソリディアン・スケール(どれみふぁそらしbど)の曲だということを知ってから、見直すと、この4つのコードが、この音…

ヘイ・ブルドッグ Hey Bulldog/ The Beatles

ジョンの曲。イントロのリフがカッコいい曲。コード進行は、メジャーでありながら、verseで、Vm, VIIbを使用し、ミクソリディアンあるいは、それに近いモード。Refrainで、同主調短調へ転調。録音は1968年2月。Yellow Submarine(1969)に収録。Key: B - BmInt…

Norwegian Wood (邦題:ノルウェーの森) / The Beatles

6作目のアルバム「ラバーソウル(1965年)」に収録 高尚な雰囲気のある題名と曲調ですが、これは誤訳で、「ノルウェー産の木材」が正しい訳だそうです。しかも、松材(パイン材)を使用した家具がたくさんおいてある部屋が舞台というのが真相のようですから、…