コード進行のお勉強ノート

コード進行を度数(ディグリー)にして自己学習中。

I-I7-IV-IVm

I - I7 - IV - IVm 進行 (1-1(7)-4-4m)

「I - I7 - IV - IVm」進行は、定番のコード進行の一つです 。「どーしbーらーらb」と、クリシェのように、少しずつ低下していく音が含まれるのも特徴のようです。モーダル・インターチェンジコード(借用和音)と考えると、I7は、ミクソリディアン。IVmは、…

ミスティ(Misty) / エロル・ガーナー(Errol Garner)

Verse前半のコード進行は、I-I7-IV-IVmのアレンジ型と考えるとわかりやすいと思います。I7のところをIVのIIm7-V7である、Vm7-I7に分解して、IVmのところを、backdoor進行のIVm-VIIb7に変更ということで、説明できますし、他の曲のアレンジにも応用できると思…

明日があるさ / 坂本九, ウルフルズ

(作詞 青島幸男、作曲 中村八大 ; 1963年 坂本九さんの歌唱で発売) 2001年、ウルフルズや、お笑い芸人が、この曲を歌ってヒットしてましたが、当時は、坂本九さんの曲とは知りませんでした。1963年80万枚以上売上げたヒット曲。注) ダイアトニックコードの…

White Christmas(ホワイト・クリスマス)

アーヴィング・バーリン作詞・作曲。ビング・クロスビーの歌唱で1941年発表。その後、シングル盤は、5000万枚を売り上げたとのこと。いろいろな人がcover。経過和音で、IIm7-IV#7-V7あるいは、IIm7-IIIbm7-IIIm7となるところとか、いい感じ。また、I-I7-IV-I…

雪のクリスマス Winter Song / DREAMS COME TRUE

コード進行みると、IntroやOutroは、IIm7-IIIm7-IV(M7)-V7(2345進行)。Aメロは、I-I7-IV-IVm-V7から開始。Bメロが、IIIm7-IV(M7)-IIm7-IIb(M7)で、IIb(M7)がいい感じ。サビは、JPOP王道進行(4536)に似た、IV-V-IIIm7-III7(b13) という進行と、IV-V-VIm(456…

ホールド・ミー・タイト Hold Me Tight / The Beatles

コード進行は、I-IV-II-Vから始まって、定番のI-I7-IV-IVmへ。Bridgeは、IIIbの登場で、雰囲気が変わります。主にポールが作った曲。アルバム「With The Beatles」(1963年)に収録。注) ダイアトニックコードのm(マイナー)は、省略しています。 Key: F (Eで演…

恋しくて / BEGIN

コード進行のキモは、「I-I7-IV-IVm」。SWEET MEMORIESに雰囲気が似ています。1990年発売。BEGINのデビューシングルにして最大のヒット曲。ダイアトニックコードのマイナー(m)は省略 key:A Aメロ: 1 1/7b 4 4m, 1 1/7b 4 4m, 1 5, 1 1/7b 4 4m, 1 1/7b 4 4m…

スウィート・メモリーズ Sweet Memories / 松田聖子

Aメロは、I - I7 - IV- IVmという定番なコード進行。I7で、しbが含まれ、IVmで、らbが入るため、ブルージーな雰囲気があります。その次は、IIIm-VIm-IIm-V7で、4度進行。サビで、VImの前に、そ#=らbを含むセカンダリードミナントのIII7、IVの前に、しbを含む…

う、ふ、ふ、ふ、 / EPO

コード進行みていくと、Introで、同主調のコード(Im, IIIb)が使われたり、Aメロで、VI(b5),VI, IIIb(69th)などのノンダイアトニックコードが使われています。VIは、IImのセカンダリードミナントで説明可能だが、VIの5度を前半bさせているのが新鮮。IIIb(69th…

完全無欠のロックンローラー / アラジン

I-I7-IV-IVmのコード進行が出てくる曲。サビでは、後半はじまりのIV-IVm-I-I7あり。1981年11月リリース。作詞作曲:高原茂仁。ダイアトニックコードのマイナー(m)は省略 Key:C Intro: NC%%%, ×4 1(7th) %%%,% 51 1(7th) 4 4m, 1 1(7th) 5 5,Aメロ: 1 1(7th)…

スローなブギにしてくれ (I want you)

I-I7-IV-IVmのコード進行が出てくる曲。また、1625を、I-VIm-IIm-Vではなくて、I-VI-II-Vとメジャーコード連鎖したり、VaugやVIbもしぶい。同名映画の主題歌。1981年1月発売。作詞:松本隆/作曲:南佳孝。注) ダイアトニックコードのm(マイナー)は、省略し…

one more time one more chance / 山崎まさよし

コード進行みると、I- I (#5) - IV - IVm の進行が、IntroやAメロで、繰り返し出てきます。I(#5)と、IVmで共通している音が、移動ドで「そ#」=「らb」。また、I、I(#5)では9th、IVでM7、IVmで6thが、Topで使われています。IVm6(ふぁ, らb, ど, れ)= IIm7(b…

帰れない二人/ 井上陽水&忌野清志郎

この曲のコード進行を分析する日がようやくきました。ヒット曲「心もよう(1973年)」のB面、ミリオンセラー・アルバム「氷の世界(1973年)」に収録。忌野清志郎さんの曲「指輪をはめたい」を聞いて、陽水さんが「いい曲だけど、この歌詞じゃ、絶対売れないよね…

ディア・プルーデンス Dear Prudence/ The Beatles

3フィンガー奏法を使ったジョンの曲。主要なコード進行は、I - I7/VIIb - IVΔ7/VI - IVmΔ7/VIb(簡単に書けば、I-I7-IV-IVm)、で、マジカルミステリーツアーのサビの進行に似ています。インドの合宿で、瞑想のため屋内に閉じこもって出てこないプルーデンス…

マジカル・ミステリー・ツアー Magical Mystery Tour / The Beatles

1967年の同名映画および同名アルバムの1曲目。主にポールの曲。 2つの調(key)を行ったり来たりしながら、I- IIIb- IVやI- I/VIIb- IV- IVm, I/V- V- I といったコード進行が使われています。Original key= E ⇄ D Intro I V II % % %1st Verse (1音上) I % …