コード進行のお勉強ノート

コード進行を度数(ディグリー)にして自己学習中。

JAZZ

Rhythm Changes リズムチェンジ (1625, 3625 etc)

リズムチェンジというのは、1930年にジョージ・ガーシュインが作曲した「I Got Rhythm」という曲のコード進行(chord changes)を意味する言葉が、だんだん短くなってできた用語だそうです。AABA形式の曲で、Aセクション(I-VIm-IIm-V7, I (or IIIm)-VIm-IIm-V7…

長調でのIVm - VIIb (4m-7b)

長調で、同主調(短調)からの借用和音である「IVm - VIIb」を経て、Iへ終止するコード進行「IVm - VIIb - I」を、バックドア進行(Backdoor progression)とか, バックドア・ツーファイブ(Backdoor ii-V)とか呼ぶそうです。また、このVIIbをバックドア・ドミナ…

長調でのVm

長調のコード進行でのVmの用途を分類すると、(1)借用和音(モーダル・インターチェンジ・コード)、(2)Vmを利用して、転調するパターン、(3)ミクソリディアン・モードの曲などが考えられます。 続いて、その時のコード進行のパターン別に分けると、一番多い…

ミスティ(Misty) / エロル・ガーナー(Errol Garner)

Verse前半のコード進行は、I-I7-IV-IVmのアレンジ型と考えるとわかりやすいと思います。I7のところをIVのIIm7-V7である、Vm7-I7に分解して、IVmのところを、backdoor進行のIVm-VIIb7に変更ということで、説明できますし、他の曲のアレンジにも応用できると思…

サマータイム (Summertime) / George Gershwin

ジョージ・ガーシュウィンが1935年のオペラ『ポーギーとベス』のために作曲した曲で、JAZZのスタンダードナンバー。 コード進行みると、AA'形式。A=AB, A'=ACとすると、Aの旋律には、らb〜しは、含まれませんが、コードをみると、Im6-IIm6(またはV7/II)の繰…