Wave / アントニオ・カルロス・ジョビン (その10)
Bメロ(サビ)のコード進行は、Gm7-C7-FM7、Fm7-Bb7-EbM7-A7で、ディグリーで表記すると、IVm7-VIIb7-IIIbM7, IIIbm7 - VIb7-IIbM7-V7,となります。前半は、IIIbM7へのIIm7-V7, 後半は、IIbM7へのIIm7-V7と解釈できますが、前半は、IVmを起点とした同主調短調の平行調(IIIb)への転調、後半は、転調後のIから同主調短調(Im)へと進行したことを起点とした1音下への転調とも解釈できます。
また、サビは、Gm7の代わりにBb/C、 C7をC/Bb、FM7を FM7/AやAm7と弾く方法もあり、FをIとして、ディグリーで表記すると、 IIm7-V7-Iのところが、IV/V - V/IV -I /III (or IIIm7)となっています。
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