Desafinado/ アントニオ・カルロス・ジョビン&ニュウトン・メンドンサ(その16)
Bメロ後半のコード進行をみていきます。CM7-C#dim-Dm7-G7(13), Gm7-Ebm6-Gm7-C7,で、Bメロ前半の6小節目で、Amに転調していましたが、ここは、Amの平行調(C)へ転調したものと思われます。Cのkeyで、ディグリーで表記するとIM7-IIbdim-IIm7-V7(13), Vm7-IIIbm6-Vm7-I7, となります。4→5小節目で、ドミナント(V7)→ドミナントマイナー(Vm7)と進行することで、モードがチェンジ。4度上、すなわち、Aメロのkey(F)に転調したと考えるので、良いのでしょう。Vm7-I7は、FのIIm7-V7ですが、Ebm6が難解です。Ebm6は、C-7(b5) / Eb としたり、D7(b9)とすることもあるようで、僕はD7(b9)にしていますが、F#dimにされている方もおられました。JAZZバーションも、ほとんど同じですが、オリジナル版の方が、事前にAmへ転調しているので、Cへの転調が、自然だと思います。
IM7-IIbdim-IIm7-V7(13), Vm7-IIIbm6-Vm7-I7,
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