コード進行のお勉強ノート

コード進行を度数(ディグリー)にして自己学習中。

MY WAY マイ・ウェイ / フランクシナトラ 

いろいろな人に歌われている曲ですが、原曲は、1967年のクロード・フランソワとジャック・ルヴォーが作曲したフランス語の歌「Comme d'habitude」だそうです。Aメロは、「ど-し-しb-ら」と、ベース音が半音づつ下がる「I - IIIm/VII - Vm6/VIIb - (VI7sus4 - VI7) 」が、IのI度音下降型クリシェのようで、心地よいですが、特に、Vm6/VIIb(しb、れ、そ、み)- VI7sus4(ら、れ、み、そ)- VI7(ら、ど#、み、そ)が、おもしろいです。その後も、また、IIm-IIm7-V7にて、「れ-ど-し」と下がります。
 日本語の歌詞(訳詞:中島潤; 1972年)では、「今船出が近づくこの時に〜」で、卒業や旅立ちをイメージし、「信じたこの道を私は行くだけ」と、これから進みゆく道というニュアンスですが、ポール・アンカが、フランクシナトラのために作詞した英語詩(1968年)を聞くと、かなり意味が違うので驚きました。
晩年に、自分の人生を振り返って、自分がやってきた生き方について、後悔せず自信を持っているといった内容のようです。Beatlesプレスリー世代の方は、こちらの詩を思い浮かべるのかな。いい曲ですが、イギリスで最も葬儀で演奏される曲とのことでもあるので、演奏する場所に注意必要。

注) ダイアトニックコードのm(マイナー)は、省略しています。
key:C
Aメロ:
1 3/7 5m6/7b (6s 6Δ) ,
2 2(7th) 5 1,
A’
1 3/7 1/7b (4 4m) ,
1 5 4 1,
AA'
サビ:
(1 1(M7)) (5m 1(7,b9)) 4 4m,
2 5 3 6,
2 5 4 1,


https://www.cifraclub.com/frank-sinatra/my-way/

「My Way」(マイ・ウェイ) Frank Sinatra(フランク・シナトラ) (ギターコード / ピアノコード) | 楽器.me



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