アイ・ミー・マイン I Me Mine/ The Beatles
ジョージの作。ワルツで始まる短調の曲。メインのコード進行「Im-IV-VIIb-V-I」において、IVm(ふぁ・らb・ど)ではなくて、IV(ふぁ・ら・ど)になっているのは、次のVIIbにとってドミナントに相当するからとの解釈もありますが、IVmより断然いいですね。ここまでの、メロディには、らbも、らも、含まれてないからか、自然です。しかしVerse後半で、メロデイ及びコードに、らb及びらbを含むコード(IVm、VIb)が使われると、グッと短調らしさがでてきますが、クリシエがとても効果的です。そして、Refrainでは、8ビートのロックに変化すると、カッコよく盛り上がります。
Beatlesの全曲中、一番最後に録音された曲。Let It Beの映画で、ジョンとヨーコがワルツを踊るシーンを入れたいという監督の要望にこたえて1970年に録音。Let it Be(1970)に収録。『いつもいつも僕が、僕が、僕が』という人間の身勝手なエゴイズムを皮肉って書いたとのこと。また、僕とは一体何者なのかを考えることが大切な命題となったとのこと。
注)ダイアトニック・コードのマイナー(m)は省略
Key: Am
Intro:(3/4)
1m 1m 4 4 7b (5 1m) 1m
Verse:(3/4)
1m 1m 4 4, 7b 5 1m 1m,
repeat
4m % % %, 5 % % %,
1m % % %, 6b % % %, 1mのところでクリシェ
Refrain:(4/4)
1m % % %,
4m % 1m %,
5 %,
I Me Mine - The Beatles - Cifra Club
Alan W. Pollack's Notes on "Across The Universe"
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