コード進行のお勉強ノート

コード進行を度数(ディグリー)にして自己学習中。

洋楽

なぎさの誓い (So Much in Love) / ザ・タイムズ (The Tymes)

コード進行は、 I-VIm (16)から始まって、I-Iか、II-Vへ進行。その後、JPOP王道進行(IV-V-IIIm-VIm; 4536)が3回繰り返し。Chorusは、IV-V-I-VIm (4516)の3回繰り返しあり。 1963年。ジョージ・ウィリアムズ、ビル・ジャクソン、ロイ・ストレイジスの合作。…

二人だけのデート( I Only Want To Be With You ) / ダスティ・スプリングフィールド

このころの曲って、コード進行が、I-VIm-I-VIm (1616)で始まる曲多いですね。作詞作曲は、マイク・ホーカー とイヴォール・レイモンド。1963年発表。注) ダイアトニックコードのm(マイナー)は、省略しています。1 6 1 6, (4 5) (2 5) 1 6 (4 2) 5 (2 5) 1 I …

Locomotion / Little Eva リトル・エヴァ

コード進行は、I-VIm-I-VImというトニック同士の繰り返し(1616)からはじまって。続いて、IV-IIm-IV-II7というサブドミナント同士の繰り返し(4242)、2回目は、IImではなくてII7に、変えることで雰囲気に変化がありますが、V7に進むわけではないので、ドッペル…

Sweet Little Sixteen / Chuck Berry

コード進行は、3コードのみのRock’n Roll。1958年発表の曲。ブライアン・ウィルソンがサーフィンを賛美する内容の歌詞を乗せて、ビーチ・ボーイズが、1963年に発売したものが、Surfin’ USA。注) ダイアトニックコードのm(マイナー)は、省略しています。 Key:…

ホテル・カリフォルニア (Hotel California) / イーグルス

コード進行みると、Im→V7、VIIb→IV7、VIb→IIIbと5度上(あるいは4度下)への進行のペアが、1音づつ下がりながら、3連続で出現後、IVm-V7へ進みます。短調では、IVm(ふぁ, らb, ど)がダイアトニックですが、VIIbの次は、IV7(ふぁ, ら, ど, みb)になってい…

天国への階段 (Stairway To Heaven) / Led Zeppelin

「時の流れに身をまかせ」、「渡良瀬橋」「糸」など、VIm(or Im)のクリシェのコード進行を弾いていたら、この曲を想起しました。かっこいいアルペジオですね。また、短調(Im)だけど、IVmではなくて、IVがたびたび使われるとこも特徴だと思いました。ジミー・…

愛のロマンス(禁じられた遊び)

コード進行は、前半が短調で、Im, IVm, V7の3コードのみ、後半が長調で、I, IV, V7の3コードのみ。TAB譜と、完全マスター シリーズ(全24回)のおかげで、今まで弾けなかった後半も、ある程度弾けるようになりました。この場をお借りして感謝申し上げます。1…

恋はあせらず(You Can't Hurry Love) / ザ・スプリームスThe Supremes

コード進行は、1141と 3645。 1966年発売。作詞作曲は、モータウンのプロダクション・チーム(ホーランド=ドジャー=ホーランド)。注)ダイアトニック・コードのマイナー(m)は省略しています。 Key: Bb Intro: 1 1 1 1, 1 1Verse: 1 1 4 1, 3 6 4 5,Chorus:…

ロック・アラウンド・ザ・クロック(Rock Around the Clock)/ ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツ (その2)

ダンス動画を集めてみました。 how to dance: www.youtube.comhow to dance: www.youtube.comwww.youtube.comwww.youtube.comhow to dance: www.youtube.comwww.youtube.comwww.youtube.comdance: www.youtube.comwww.youtube.comwww.youtube.comwww.youtube…

ロック・アラウンド・ザ・クロック(Rock Around the Clock)/ ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツ (その1)

1954年に発表され、世界的なロックンロール・ブームのきっかけとなった曲。作詞・作曲:ジェイムズ・E・マイヤーズ(James E. Myers)、マックス・C・フリードマン(Max C. Freedman)。 日本では、1955年に、江利チエミさんが歌って、年間19位のヒット。key…

(Just Like) Starting Over / John Lennon

1980年リリース。コード進行みると、Iの5度音上昇クリシエが何度か使われていますが、「そ-そ#-ら-しb」だけでなくて、「そ-そ#-ら-そ#-そ」「そ-そ#-そ-そ#」などもあったり、I-Iaug-IIm-V7で、「そ-そ#-ら-し」だったり、変化に富んでいます。Cメロは、VII…

Greatest Love Of All / Whitney Houston

作曲:Michael Masser, 作詞: Linda Creed, コード進行みると、I-Iaug-I(6th)-I(7th)という、5度音が、増5度→6度→7th(7b)と半音づつ上昇するクリシェが登場しますが、その後のIVでも、augを含むクリシェが登場しています。また、興味深いことに、サビやIntro…

MY WAY マイ・ウェイ / フランクシナトラ 

いろいろな人に歌われている曲ですが、原曲は、1967年のクロード・フランソワとジャック・ルヴォーが作曲したフランス語の歌「Comme d'habitude」だそうです。Aメロは、「ど-し-しb-ら」と、ベース音が半音づつ下がる「I - IIIm/VII - Vm6/VIIb - (VI7sus4 -…

ケセラセラ (Que Sera, Sera)/ ドリス・デイ

ケセラセラとは、「なるようになる」という意味の造語。コード進行は、ダイアトニックコード主体。Aメロは、I,IIm,Vの3つで、トニック(I)での、クリシェからはじまる。サビは、I, IV Vの3つで、IVはじまり。1956年のヒッチコック監督映画『知りすぎていた男…

Manha de Carnaval (カーニバルの朝;黒いオルフェ) / ルイス・ボンファ

1959年公開の映画『黒いオルフェ』の主題歌であるため、「黒いオルフェ」という曲名で紹介されることも多いです。コード進行は、短調のダイアトニックコードが主体で、短調の251(IIm7(b5)-V7(b9)-Im )、IVmをImと考えた251(Vm7(b5)-I7-IVm)、短調の4736(…

コーヒー・ルンバ (Moliendo Café) / ウーゴ・ブランコ

短調の曲。IntroのIm-VIIb7-VIb-V7(1765)のコード進行が、Stray Cat Strut同様かっこいい。 1958年に、ベネズエラのウーゴ・ブランコ(HUGO BLANCO)がアルパ(ハーブの一種)で演奏してヒットした曲。作詞作曲は、ウーゴ・ブランコの叔父のホセ・マンソ・ペロ…

Stray Cat Strut (気取りやキャット)/ ストレイ・キャッツ Stray Cats

Stray Catsの3枚目シングル曲(1981年)で、同年のデビューアルバム「Stray Cats」に収録。 コード進行は、Im7 - VIIb7 - VIb7 - V7 (短調の1765)の繰り返し。サビは、下属調(IV度上)に転調していると思われる。注)短調のダイアトニックコードのマイナー(m)と…

Rock This Town (ロック・タウンは恋の街)/ Stray Cats ストレイ・キャッツ

作詞作曲: Brian Setzer。Stray Catsの2枚目シングル曲(1981年)で、同年のデビューアルバム「Stray Cats」に収録。コード進行は、Introや、bridgeは、one chordのままで、verseも3コードのみですが、とてもいい感じ。one chordでも、何通りかのパターンあり…

Runaway Boys 涙のラナウェイ・ボーイ / Stray Cats ストレイ・キャッツ

Stray Catsの1stシングル曲(1980年)で、デビューアルバム「Stray Cats(1981年)」に収録。Brian Setzer & Jimmy McDonnellの作。 最初の8小節(one chord)の音階は、みbとしbを含むが、らにbがつかない。マイナーブルースあるいは、Dorianスケール。とも解釈…

サマータイム・ブルース(Summertime Blues) / Eddie Cochran

1958年リリース。作詞作曲: エディ・コクラン&ジェリー・ケープハート。「子供ばんど」が、「あんたはまだまだ子供だよ (子供ばんどのサマータイム・ブルース)」の題名でcover(1982年)してるため、子供ばんど(うじきつよし)が作った曲かと、長年思ってまし…

サマータイム (Summertime) / George Gershwin

ジョージ・ガーシュウィンが1935年のオペラ『ポーギーとベス』のために作曲した曲で、JAZZのスタンダードナンバー。 コード進行みると、AA'形式。A=AB, A'=ACとすると、Aの旋律には、らb〜しは、含まれませんが、コードをみると、Im6-IIm6(またはV7/II)の繰…

I Just Called to Say I Love You (心の愛) / スティーヴィー・ワンダー

BeatlesのThere's a Placeのメロデイを聞いていたら、この曲が思い浮かびました。コード進行は、最初はIが長く続き、IImでクリシエ上下。あとは、IIm-V-I とIV-V-I。 Bossa Novaも合うようです。 1984年発表。Key:Db Verse: 1 1 1 1, 1 1 1 1, 2 2 2 2, (ten…

マイ・シェリー・アモール (My Cherie Amour) / スティーヴィー・ワンダー

小野リサさんのLiveで、この曲のBossa Nova versionを聴いて感動しました。コード進行みると。メジャー7thコードが、3種類も出てきたり、sus4、9th, #11, b13th,13thなどのtensionが散りばめられていて、お洒落です。どのメジャー7thコードをI(key)とする…

Slam / David Sanborn

1988年リリースされたアルバム「Close-Up」の1曲目。ノリノリで、かっこいい曲ですが、コード進行は、introからAメロまで、ひたすらAm Gの繰り返しで、超シンプル。「IIm - I 」と考えました 。Bメロが、Bm(またはEsus4) C F F, 。メロディには、FやBbは使…

WineLight / Grover Washington, Jr. (作曲: William Eaton)

コード進行は、最初のAパートで出てくるコードは、Im7(ど,みb,そ,しb)、 IVm7(ふぁ,らb,ど,みb)、 VIbm7(らb,し,みb,そ)の3つのマイナーコード。みbとらbを含む短調ですが、Im7(9)では、しbを含むのですが、VIbmでは、3度の音で「し」を含むためか、少…

ルイジアナ・ママ / ジーン・ピットニー

典型的な1645進行とは違いますが、4コード(1645)主体のコード進行です。1962年に飯田久彦さんがカバーし、年間6位のヒット。1616 451(4)1, 4511, 1616 45411, 451(4)1 4125ジーン・ピットニー(1961) www.youtube.com飯田久彦(1962年; 6位) https://www.youtu…

Doo-wop 進行('50S 進行 ; 1645進行)

Stand by Meで有名な1645進行「I-VIm-IV-V」。'50s進行とかの呼び方もあるようです。'50s progression - WikipediaList of songs containing the 50s progression - Wikipedia例)夢の中へ / 井上陽水(1973) - コード進行のお勉強ノート 例)プリーズ・ミスタ…

スタンド・バイ・ミー(1961年; 作詞作曲: ベン・E・キング, ジェリー・リーバー, マイク・ストーラー)

1645のコード進行の曲といえば、やっぱりこの曲ですねー。Ben E King: www.youtube.comwww.youtube.comJohn Lemon: www.youtube.com管楽器5人+Drums: www.youtube.com楽譜: musescore.comT.sax 兼vocal: www.youtube.comA.sax: www.youtube.comギター: www.…

プリーズ・ミスター・ポストマン (Please Mister Postman)

コード進行は、Doo-wop 進行(50S 進行)こと、1645進行。僕は、中学の時、Beatlesのカバーでこの曲を知りましたが、カーペンターズや原曲、ア・カペラもいいですね。www.cifraclub.comKids かわいすぎ!! www.youtube.com原曲(Marvelettes;1961年) www.youtu…

ダイアナ (Diana) / ポール・アンカ

コード進行は、Doo-wop 進行(50S 進行)こと、1645進行です。サビは、IV - IVm - I - I, IV - IVm - V - V, 1957年にポール・アンカが作詞作曲し、同年録音。日本では、当時ロカビリーブームの時代で、平尾昌章さんが、1958年カバーし、年間17位、山下敬二郎…