きみと恋のままで終われない いつも夢のままじゃいられない
(唄&作詞 倉木麻衣, 作曲 中村泰輔)「名探偵コナン」のオープニングテーマ。
コード進行は、JPOP王道進行(4536)や、IV-V-VIm-V, IV-V-I-III7, など、大部分が、IV-Vから開始する進行ですが、短調と考える方が自然ですので、VImをImと考えて表記しなおすと、4536は、6b-7b-5m-1m, IV-V-VIm-Vは、6b-7b-1m-7b、 IV-V-I-III7は、6b-7b-3b-5となります。ノンダイアトニックコードに注目すると、VIIdim(し、れ、ふぁ、らb)、VIm7(b5)(ら、ど、みb、そ)。勝手に解釈すると、VIIdimは、VIIb7の代理、VIm7(b5)は、VIbM7の代理で、それぞれ、bの無い「ら」や「し」が使われることによって、特有な雰囲気を与えているように思います。
注)主調=6とした場合(ダイアトニックコードのマイナー(m)は省略)
d=dim, *=m7(b5)
Intro:
4536
Aメロ:
4 5 6 5,
4 5 1 3Δ,
4 5#d (6 5) 4#*,
4 3 (2 3) 4 3Δ,
サビ:
4 5 3 6,
4 5 1 3Δ,
4 5 3 6,
4 5 5,
4 5 3 6,
注)主調=1mとした場合
d=dim, *=m7(b5)
Intro:
6b 7b 5m 1m
Aメロ:
6b 7b 1m 7b,
6b 7b 3b 5,
6b 7d (1m 7b) 6*,
6b 5m (4m 5m) 6b 5Δ,
サビ:
6b 7b 5m 1m,
6b 7b 3b 5,
6b 7b 5m 1m,
6b 7b 7b,
6b 7b 5m 1m,
きみと恋のままで終われない いつも夢のままじゃいられない (動画プラス) / 倉木麻衣 ギターコード/ウクレレコード/ピアノコード - U-フレット動画プラス
女声+ギター伴奏:
www.youtube.com
piano:
www.youtube.com
piano:
www.youtube.com
イパネマの娘 / アントニオ・カルロス・ジョビン(その10)
イパネマの娘 / アントニオ・カルロス・ジョビン(その9)
(原題: Garota de Ipanema、英語題: The Girl from Ipanema)
Bメロのコード進行を勉強しました。ここは、サブドミナント2小節→サブドミナントマイナー2小節を、keyをVIb, VII, Iと転調して3回繰り返して、IIIm7-VI7-IIm7-V7と進行しているということのようです。key=Fの時のサビのkeyは、Db→E→Fで、サブドミナントは、1回目は、IV(M7)で、2-3回目はIIm7(9)。key=Dの時のサビのkeyは、Bb→Db→Dで、サブドミナンドは、3回ともIVM7ですが、2-3回目で、ルートを3度にしたりするようです。
サブドミナントマイナーは、IVm(ふぁ, らb, ど)の代理で、VIIb7(しb, れ, ふぁ, らb)が使われていて、tensionは、9thまたは13thが使われているようです。IV→VIIbのルートは4度進行の関係ですが、3度ルートにした時は、半音上になってます。IIIm7-VI7-IIm7-V7のところの7thのコードのtensionは、b5またはb9が使われています。
イパネマの娘 / アントニオ・カルロス・ジョビン(その8)
(原題: Garota de Ipanema、英語題: The Girl from Ipanema)
Aメロのコード進行は、I % II7 %, IIm7 V7 I IIb7, II7はV7のドミナント、IIb7はV7の代理(裏コード)という解釈のようです。代表的なKeyは、FやDですが、両者でギターの弾き方も、聞こえ方が違いますが、tensionの入り方も異なります。Iのtensionは、Key=FではM7thですが、key=Dでは、6th+9thや、M7th+9thが使われています。II7には、key=Fでは、13thが入ることがあり、key=Dでは9thが入ります。IIm7は、key=Dで9thが入ります。V7には、key=Fではb9、key=Dでは13thが入り、b9がベース音で入ることがあります。IIb7には、key=Fではb5th、key=Dでは9thです。また、keyがDの時は、bass音を5度に変えたり、1度-5度と交互にしたりする場合もあるようです。