イパネマの娘 / アントニオ・カルロス・ジョビン(その8)
(原題: Garota de Ipanema、英語題: The Girl from Ipanema)
Aメロのコード進行は、I % II7 %, IIm7 V7 I IIb7, II7はV7のドミナント、IIb7はV7の代理(裏コード)という解釈のようです。代表的なKeyは、FやDですが、両者でギターの弾き方も、聞こえ方が違いますが、tensionの入り方も異なります。Iのtensionは、Key=FではM7thですが、key=Dでは、6th+9thや、M7th+9thが使われています。II7には、key=Fでは、13thが入ることがあり、key=Dでは9thが入ります。IIm7は、key=Dで9thが入ります。V7には、key=Fではb9、key=Dでは13thが入り、b9がベース音で入ることがあります。IIb7には、key=Fではb5th、key=Dでは9thです。また、keyがDの時は、bass音を5度に変えたり、1度-5度と交互にしたりする場合もあるようです。