良い音を求めて(2):ギターアンプ AER compact 60/4
ハウリング対策のため、ピエゾピックアップを利用するわけですが、これが残念ながら音色を格段に落とします。このピアゾ臭さを取り除くための方法は色々あるようですが、楽器店の試奏において、繋ぐだけで改善するギターアンプと、そうでないギターアンプがあることに、まず気がつきました。名機と名高いAERのcompact 60/4は、7kgと持ち運べるサイズでありながら、繋ぐだけでピエゾ臭さが消失しますので、AURAのようなDIは不要になります。ピアゾ臭さと関連する中域の周波数をカットするような設定に最初からなっているのかもしれません。そのため、音色作りと言っても、どのギターアンプを使うのか、それともDIからPAに送るのかで、土台の音色が変わることを前提に考える必要もあるようです。