Desafinado/ アントニオ・カルロス・ジョビン&ニュウトン・メンドンサ(その14)
2回目のAメロは、前半は1回目と同じですので、後半のコード進行を見ていきます。Gm7-A7(b13)-Dm7-E7(#9), AM7-Ab7(b13)-G7(13)-Gb7, ディグリーで表記すると、IIm7-III7(b13)-VIm7-VII7(#9), IIIM7-IIIb7(b13)-II7(13)-IIb7, ダイアトニックコードは、IIm7とVIm7のみ、III7はVIm7の、VII7はIIIM7のセカンダリードミナント。IIIb7はVI7の、IIb7はV7の裏コードなのでしょう。AM7で、長3度上のAに転調したと考えると、転調後のデイグリーは、IM7-VII7(b13)-VIIb7(13)-VI7。
JAZZ版では、Gm7-Bbm6-FM7-(Bdim-E7(#9)), AM7-A#dim7-Bm7-E7。ディグリーで表記すると、IIm7-IVm6-IM7-(IV# dim-VII7(#9)), AのIM7-IIbdim7-IIm7-V7,
メロデイは、転調前も転調後も、移動ドでは、派生音がありません。
original版: IIm7-III7(b13)-VIm7- -VII7(#9), ↑ IM7-VII7(b13)-VIIb7(13)-VI7,
JAZZ版: IIm7-IVm6-IM7- (IV# dim-VII7(#9)),↑ IM7-IIbdim7-IIm7-V7,
↑のところから、長3度上のディグリー