コード進行のお勉強ノート

コード進行を度数(ディグリー)にして自己学習中。

コード進行

「浮気娘」 Run For Your Life / The Beatles

コード進行は、I -VIm-I-VIm(1616)と、VIm-II7-VIm-II7(62Δ 62Δ)と、VIm-IV-III7-VIm(643Δ6)。 ジョンの曲。’I’d rather see you dead little girl than to be with another man"「他の男と一緒にいる君を見るくらいなら、むしろ死んだ君を見る方がいい」と…

「ウェイト」 Wait / The Beatles

コード進行みると、Verseは、短調ですが、Im-IV-IVm-Im-V-Imという風に、IVとIVmと両方でてきます。続いて、平行調(長調)に移行しているようです。 ジョン(verse)とポール(Bridge)の共作。"Wait till I come back to your side" 「僕が君のそばに戻って来…

「君はいずこへ」 I'm Looking Through You / The Beatles

コード進行みると、I-IV-IIm-VIm-V7sus4-V7からVerseが開始。この他のコードは使われてないようです。全体的に、I-IVの組み合わせのところが、繰り返しでてくるのも特徴です。ポールの曲。"I'm looking through you,"「君のこと見抜いているよ」的な意味じゃ…

「ガール」 Girl / The Beatles

コード進行みると短調で、VerseはIm-V7-Im-I-IVm-IVb-Vから開始。Refrainが、IIIb-Vm-VIb-VIIb(平行調のI-IIIm-IV-V))。主に、ジョンの曲。アルバム「ラバーソウル(1965年)」に収録。 注) ダイアトニックコードのm(マイナー)は、省略しています。 Key: Cm -E…

「消えた恋」 What Goes On / The Beatles

コード進行みると、サビ始まりで、ブルース調のスリーコード(I7, IV7,V7)ですが、verseでは、IV7ではなくて、IVm6が使われて落ち着いた感じになっています。IVm6はVIIm7(b5)とも同じです。 ジョンが10代の頃に作って未完成だった曲に、ポールとリンゴも加わ…

「愛のことば」 The Word / The Beatles

コード進行みると、Verseは、12小節のブルース形式。でも、I(7th)のtensionに#9thが使われていたり、V7-IV7のところで、V7sus4-V7-IV7sus4-IV7(あるいは、IIm7-V7-Im7-IV7)となったりしています。I7-VIIb(9)-IIIb(6th)-IV(7th)というBridgeが入るのも変化…

「嘘つき女」Think For Yourself / The Beatles

コード進行みると、IIm-Vm-IIIb-IVとか、VIb-Vなど、同主調短調のコード(Vm、IIIb、VIb)が、結構使われてます。歪んだ音がかっこいいんですが、エレキギターじゃなくて、ポールのベースギターです。 ジョージの曲。"Think For Yourself"は、「自分の頭で、よ…

「ユー・ウォント・シー・ミー」You Won't See Me / The Beatles

コード進行は、verseは、I-II-IV-I (12Δ41)と、I(7th)-IV-IVm-I。 Bridgeは、IIm-IV-IVm-I, IIΔ-V7, ポールの曲。won't= will not =絶対しない. "You won't see me."「君は僕に会ってくれないだろう。僕の方を見ないだろう。僕を無視するだろう。」といった…

「テル・ミー・ホワット・ユー・シー」Tell Me What You See / The Beatles

コード進行みると3コードのみで構成。主に、ポールの曲。アルバム「Help!」(1965年)に収録。"Open up your eyes now, tell me what you see. It is no surprise now what you see is me. "「目を開けて、何が見えるのか教えてよ。驚くことじゃないけど、君が…

「ユー・ライク・ミー・トゥ・マッチ」You Like Me Too Much / The Beatles

コード進行みると、Introで、IIIbが使われたり、Verseで、IIm-IIm-IV-Iで、サブドミナントが続いたりと特徴があります。Bridgeは、IIが度々登場しているので、Vに転調あるいは、VIのdorian modeではないでしょうか(メロデイは確認してません)。ジョージの…

「イッツ・オンリー・ラヴ」It's Only Love / The Beatles

コード進行みると、IntroやOutroは、この時代の定番のI-VIm-I-VIm(1616)ですが、Verseが、I-IIIm/V-VIIb-IV-Vsus4-V-Vaugで、独特です。「サージェント・ペパーズ・・・(1967年)」に収録のビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイトに、…

「恋のアドバイス」You're Going To Lose That Girl / The Beatles

コード進行みると、IntroとVerseは、I-VIm-IIm-V7(1625)か、VImをIIIにした、I-III-IIm-V(13Δ25)。Bridgeの前のV7をVIIb(=IIIbのV7)に変えて短3度上へ転調。"You're going to lose that girl.”「君はあの子を失うことになるよ」"If you don't take her ou…

「アナザー・ガール」Another Girl / The Beatles

コード進行みていくと、Verseは、I-IV-I-IV(1414)かI-VIIb-I-IV(17b14)が多い。BridgeはIIIb-VIIb-IIIb-VIIbだが、短3度上への転調で、I-V-I-V(1515)。主に、ポールの曲。"For I have got another girl. "「他の子を見つけたから」, Another girl who will …

「アイ・ニード・ユー」I Need You / The Beatles

コード進行みていくと、ダイアトニックコードが主体ですが、Iの3度の音を3度→2度→4度→3度と弾いているのが特徴的です。コードネームで表現すれば、sus2, sus4となります。ジョージの作った曲。"Please remember how I feel about you."「どうか僕が君のこと…

「イエス・イット・イズ」Yes It Is / The Beatles

コード進行は、Verseが、I-IV-IIm-V (1425)からはじまるが、IVにadd9。IImはV7sus4でもよいよう。2回目は、I-IV-VIIb-Vで、IImのところがVIIb。その後は、I(6th)-I (あるいは、VIm-VIm7)-IV-VIIb-VIm-Iと進行。サビで、Vmが登場。Vm-I-IV-IImは、IVにとって…

「ホワット・ユー・アー・ドゥーイング」What You're Doing / The Beatles

コード進行みると、珍しくダイアトニックコードだけのようです。I-IV-I-IV(1414)とか、IV-VIm-IV-VIm(4646)とかあります。主に、ポールの曲。僕は君のために、走り回ったり(running), 待たされたり(waiting)しているけど、"What you're doing to me."で、「…

「パーティーはそのままに」I Don't Want To Spoil the Party / The Beatles

しばらく、IとV7が占めてますが、VIm - III7 -IIm -V7, I - VIIb - I-I,というコード進行がおもしろいですし、BridgeのVIm-II7-IV-V7もおもしろいです。カントリー&ウェスタン調の曲。主にジョンが作った曲で、最初はリンゴが歌う予定で作られたとのこと。I…

「エヴリー・リトル・シング」Every Little Thing / The Beatles

コード進行みると、I-VIIb-IV, I-VIIb-Iなど、VIIbが、いい味出してますが、IIm- IIm/I - IIm/VII - Iと、IImのI度音の低下のクリシェもおもしろいです。IIm/VIIはVIIm7(b5)に相当。 主にポールが作った曲。"Every little thing she does, she does for me, …

「アイル・フォロー・ザ・サン」I'll Follow The Sun / The Beatles

コード進行をみると、Verseが、ドミナント(V7)で始まること、V→IVの進行が割と多いことに気がつきました。また、BridgeのIIm -IVm-Iも、サブドミナントマイナー(IVm)の使い方が、いい感じです。ポールが、16才の頃に作った曲だそうですが、おそるべしです。"…

「アイム・ア・ルーザー」I'm A Loser / The Beatles

コード進行みると、I-V-VIIb-Iとか、IIm-V-IIm-V, I-VIm-IIm-(VIIb-V)とか、VIIbが、いい具合に使われています。主に、ジョンの曲。"I'm A Loser, and I lost someone who's near to me."「僕は負け犬だよ。そして、身近な誰かを失った」といった歌詞がでて…

「ノー・リプライ」No Reply / The Beatles

コード進行は、IV-V7-Iからの開始ですが、6th(13th)系のtensionが味を出しているようです。Bridgeで、I-III-VI-%, IIm-IV-I-%で、III-VIが面白いです。"This happend once before. When I came to your door. No replay."「前にも一度こんなことがあった。家…

「アイル・ビー・バック」 I'll Be Back / The Beatles

コード進行は、Introが長調(I)で開始するも、Verseは、頭から同主調短調(Im)へ転調。Im-VIIb-VIb-Vと進行し、そしてまた長調(I)に戻る。Bridge1は、前半がVIm-%-IIm-%で、平行調(短調)のIm-IVmに相当。後半は、VとIVを行ったり来たり。Bridge2は、IIm-%-II…

「ユー・キャント・ドゥ・ザット」 You Can't Do That / The Beatles

コード進行は、Verseが12小節のブルース進行。Bridgeは、III7-VImから始まって、IIm-IIIm-(I or V7) 。ジョンの曲。You Can't Do Thatというのは、前後の歌詞から考えると、あの男と話をしてはダメといった意味と思われます。アルバム「A Hard Day's Night」…

「家に帰れば」 When I Get Home / The Beatles

曲はサビから開始。コード進行は、最初の4小節A=Iが続いた次は、IV-VIIb-Im-VIIbと、同主調(Im)転調を経て、その平行調(長調;IIIb)へ。Verse-Bridgeでは、I-IV、I-VIm、IV-Vの繰り返し(1414, 1616, 4545)多し。ジョンの曲。" I got a whole lot of t…

「今日の誓い」 Things We Said Today / The Beatles

コード進行は、Im-Vm7の繰り返し(短調)から始まり。続いて、IIIb-IIIb(7,9th)-VIb-IIbは、VIb(=F)へ部分転調と考えました。Bridgeは、同主調(長調)に転調。I-IV-II-V, I-IV-II-IIb。 ポールの曲。"You say you will love me If I have to go. You'll be …

「ぼくが泣く」 I'll Cry Instead / The Beatles

コード進行をみると、Verseは、3コードのみですが、Iの5th-6thの繰り返しがいい感じ。Bridgeでは、IIIm - II7 -V -VIm - II7-Vで、それまでと雰囲気が変わっていい感じ。失恋で泣いているというのに楽しい感じの曲。"I'm gonna break their hearts. all roun…

「エニイ・タイム・アット・オール」 Any Time At All / The Beatles

サビから開始。コード進行は、VIm-I-V7-%, VIm-IV-V-I, とVImから開始。Verseは、I-IIIm-VIm-IVm, I-Vとなっているが、移動ドで、「ど-し-ら-らb-そ-し」と、クリシェのような順次下降になっている。ジョンの曲。" If you're feeling sorry and sad, I'd rea…

「テル・ミー・ホワイ」 Tell Me Why / The Beatles

コード進行は、Introは、IIm7-V7の繰り返し。RefrainとVerseは、大部分が、I-VIm-IIm-V7 (1625)の繰り返し。ジョンの曲。「泣いた理由を教えて」「どうして僕に嘘をついたの」「僕を一人残して行ってしまうのかい」「僕の何が悪かったのか教えてよ」といった…

「アンド・アイ・ラヴ・ハー」 And I Love Her / The Beatles

コード進行は、IIm-I(6th)あるいは、IIm-VImの繰り返しが、とても多く出てきます。平行調(短調)と解釈すると、IIm-VImは、IVm-Imに相当。VIm-V-VIm-IIIm、VIm-IIIm-V7は、Im-VIIb-Im-Vm, Im-Vm-VIIb。ポールの作ったLOVE SONG。ジョージの弾くナイロン弦の…

「すてきなダンス」 I'm Happy Just To Dance With You / The Beatles

IntroのVIm - IIm -III7のコード進行(6-2-3)は、平行調(短調)の3コード、Im-IVm-V7 (1-4-5)に相当。ジョンがジョージのために書いた曲。「あなたと踊る。ただそれだけで僕は幸せなんだ」といった内容の歌詞。アルバム「A Hard Day's Night」(1964年)に収録。…